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友達と一緒の合宿免許!メリットとデメリット、楽しむポイントは?
短期集中で免許を取るために、自宅から遠く離れた土地にある教習所を利用して参加する合宿免許。…
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COLUMN
「そろそろ車の免許を取りたいな」と考え始めたとき、選択肢に挙がるのが「合宿免許」ではないでしょうか。短期間で集中して免許取得をすることができ、友達と参加すれば旅行気分も味わえて楽しそうですよね。
でも、一番気になるのはやっぱり合宿免許の値段。「合宿免許は安い」とよく聞くけれど、「実際にはいくらかかるの?」「通学免許と比べて本当に安いの?」と疑問に思っている方も多いはずです。また、安ければ安いで「教習の質が低いんじゃないか…」と不安を感じる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ご安心ください!合宿免許の値段が安いことには、実はちゃんとした理由があるんです。
このコラムでは、合宿免許の値段の相場や通学免許との比較、気になる料金の内訳、そして意外と見落としがちな追加費用まで、お金に関する情報を徹底解説!さらには、誰でも実践できる費用をグッと抑えるための具体的な方法もご紹介します。
「合宿免許は安い・お得」というイメージは多くの方が持っていますが、その安さにはしっかりとした理由があります。決して「安かろう悪かろう」というわけではなく、効率的な運営によって低価格が実現されているんです。ここでは、合宿免許の値段がなぜ安いか、その理由をご紹介します。
合宿免許の最大の魅力は、なんといってもそのスピード感です。AT車なら最短約2週間という短期間で卒業できるカリキュラムが組まれており、これは通学免許で数ヶ月かかるのに比べると驚異的な速さです。
教習所側の視点で見ると、一人の教習生が短期間で卒業していくため、次々と新しい教習生を受け入れることができます。(これを「回転率が高い」と言います。)施設や指導員、教習車などを効率よく稼働させることができるため、一人当たりの料金を安く設定しても、教習所として安定した運営が可能になるのです。
合宿免許を実施している教習所の多くは、都市部から離れた自然豊かな地方にあります。地方は都市部に比べて、土地の価格や建物の維持費、そこで働く人たちの人件費といった運営コストが安い傾向にあります。
また、教習生の食事や宿泊に関わる費用も、物価が安い地方ならではの価格で提供できるため、全体の費用をぐっと抑えることができます。こうした地方の立地条件が、合宿免許の値段の安さに直接つながっているのです。
「合宿免許の値段には、宿泊費や食費も含まれているのに、なぜ安いの?」と不思議に思うかもしれませんが、これは合宿免許の料金が必要な費用をあらかじめ一つにまとめた「パッケージ料金」になっているのが理由です。
教習所は、食事や宿泊施設をたくさんの教習生のためにまとめて、そして長期間にわたって手配するため、一人ひとりが個人で手配するよりもずっと安く準備できます。
通学の場合、教習所に通う交通費や昼食代などがその都度かかりますが、合宿免許ではそうした費用が安く基本料金に含まれているため、最終的に支払う総額で比べると割安になることが多いのです。
ここまで合宿免許の値段が安い理由を解説してきましたが、やはり一番知りたいのは「通学免許と比べて、具体的にいくらくらい安いの?」ということですよね。
ここでは、取得者の多い「普通車免許(AT車)」と人気の「普通二輪免許(バイク)」について、それぞれ合宿免許の値段の相場を比較しながら見ていきましょう。
普通車AT免許の取得費用は「合宿免許」と「通学免許」で異なり、特に合宿免許については、参加する「時期」によって値段が大きく変わるのが特徴です。
合宿免許の値段が最も安くなるのは、学生の長期休暇と重ならない4月〜7月上旬や、9月下旬〜1月頃の「閑散期」です。この「閑散期」の相場は約20万円〜28万円で、教習所によっては20万円を切るお得なプランも見つかります。
一方で、高校生や大学生が休みに入る夏休み(7月下旬~9月中旬)や春休み(2月~3月)の「繁忙期」は料金が上がり、相場は約28万円~37万円と、閑散期に比べて10万円以上高くなることも珍しくありません。
これに対して、通学免許の料金相場は年間を通して大きくは変わらず、地域差はありますが約28万円〜35万円が一般的です。
続いて、バイクの免許である「普通二輪免許」の相場も見ていきましょう。こちらも基本的には、普通車免許と同じように合宿免許のほうが安くなる傾向にあります。
まず、免許を持っていない方が合宿で普通二輪免許を取得する場合、閑散期の相場は約12万円〜16万円です。夏休みなどの繁忙期にはこれが約16万円〜20万円まで上がります。一方、通学免許の場合は年間を通して約15万円〜22万円が相場となります。
このことからも、普通車免許と同様、閑散期の合宿免許を狙えば、通学免許より数万円安く免許を取得できることがわかります。特に、すでに普通車免許を持っている方は学科教習が免除されるため、料金がさらに1万円〜3万円ほど安くなります。
合宿免許の値段は、入校から卒業までにかかる基本的な費用がすべてセットになった「パッケージ料金」が一般的です。また、その主な内訳は以下のようになっています。
【教習にかかる費用】
・入学金
・教材費(教科書代など)
・技能教習料(規定時限数分)
・学科教習料(規定時限数分)
・各種検定料(修了検定・卒業検定)
・卒業証明書発行手数料
【滞在にかかる費用】
・宿泊費(規定日数分)
・食費(1日3食付きなど、プランによる)
【その他の費用】
・往復交通費(教習所が指定する区間・金額内)
・傷害保険料
このように、一見高額に見える料金も、これだけの費用が含まれていることを知ると、むしろお得に感じられるのではないでしょうか。追加費用の発生を気にせず、予算内で安心して教習に集中できるのが合宿免許の大きな魅力です。
お得なパッケージ料金になっている合宿免許ですが、実は表示されている合宿免許の値段に含まれていない項目もいくつか存在します。後から「知らなかった!」と慌てないように、現地で別途支払いが必要になる可能性のある費用を事前にチェックしておきましょう。
【合宿免許の値段に含まれていない費用】
・仮免許関連手数料(合計 2,900円)
法律で定められた手数料で、ほぼ全員が必要になります。
※内訳:仮免許試験受験料(1,800円)+ 仮免許証交付手数料(1,100円)
・追加、延長、再検定の料金
例えば、保証付きプランの範囲を超えて技能教習を延長した場合の追加料金や、技能検定に落ちてしまった場合の再検定料などがこれにあたります。また、仮免許の学科試験に不合格となった場合も、その都度、再受験料が必要です。
・自己都合による費用
自炊プランを選んだ場合の食費、衣類を洗濯するためのコインランドリー代、お菓子やジュースなどを買う個人的なお金も当然ながら別途必要になります。基本料金とは別に2〜3万円ほどのお金を準備しておくと、万一の場合も安心でしょう。
合宿免許はもともと通学より値段が安い傾向にありますが、これからご紹介する「免許の種類」「時期」「プラン」「キャンペーン」という4つのポイントを意識するだけで、免許取得にかかる費用をグッと抑えられる可能性があります。ぜひ、自分に使える節約術がないかチェックしてみてください。
まず一番簡単で効果的な方法は、取得する免許を「AT車限定免許」にすることです。
現在、日本で販売されている車のほとんどがAT車(オートマチック車)ですが、AT車はMT車(マニュアル車)に比べて操作がシンプルなため、法律で定められた技能教習の時限数が短く設定されています。その分、教習料金が安くなり、教習所にもよりますが、一般的にMT車よりも1万5千円〜3万円ほど安くなります。
もし将来的にMT車を運転する必要が出てきた場合でも、後から教習所で数時間の追加教習と審査を受ければ、限定を解除することも可能です。特別なこだわりがなければ、まずはAT限定免許で探すのが費用を抑えるための賢い選択と言えるでしょう。
「合宿免許の値段の相場」のパートでも触れた通り、合宿免許の値段を最も大きく左右するのが「参加する時期」です。同じ教習所の同じプランでも、時期が違うだけで10万円以上の差がつくこともあります。
最も料金が安くなるのは、4月〜7月上旬と9月下旬〜1月上旬にかけての「閑散期(かんさんき)」と呼ばれるシーズンです。この時期は、高校生や大学生の長期休暇と重ならないため、教習所が料金を安く設定して教習生を集めています。
逆に、料金が最も高くなるのが、夏休み(7月下旬〜9月中旬)や春休み(2月〜3月)といった「繁忙期(はんぼうき)」です。多くの学生が申し込みたい時期なので、料金はどうしても高めに設定される傾向にあります。
もしスケジュールに融通が利くのであれば、迷わず閑散期を狙うのが最も賢い節約方法といえるでしょう。「長期休暇中にしか行けない」という人でも、例えば夏休みなら8月のピークを避け、7月下旬や9月に入ってからを狙うなど、少し時期をずらすだけで数万円安くなることもあります。合宿免許の時期選びは、慎重に行うことが大切です。
参加する時期とあわせて検討したいのが、宿泊施設や食事のプランです。ここのグレードを少し調整するだけで、合宿免許の値段が数万円単位で下がることもあります。
まず宿泊部屋のタイプですが、最も安く設定されているのは、友人や他の教習生と複数人で一部屋を利用する「相部屋(あいべや)」プランです。プライベートな空間を重視するならホテルなどのシングルルームが良いですが、「費用をとにかく抑えたい」という方には友だちづくりにも最適な「相部屋」プランが断然お得です。
次に食事のプラン選びも重要です。多くの合宿免許では3食付きが基本ですが、中には食事を自分で用意する「自炊(じすい)プラン」を選べる教習所もあります。「自炊プラン」の場合には食費がそのまま料金から値引かれるため、その分合宿免許の値段も安くなります。
ただし、毎日外食したりするとかえって高くついてしまう可能性もあります。食事のプランについては料理の手間や現地の物価なども考えて、慎重に選ぶようにしましょう。
見落とされがちですが、忘れてはいけないのが教習所や予約サイトが独自に行っている割引キャンペーンです。これらをうまく活用することで、数千円から最大1万円以上安くなることもあります。
代表的なものとしては、入校する日の数ヶ月前など、早めに予約することで適用される「早割(はやわり)」、また、高校生や大学生なら「学割(がくわり)」、友達と2人以上で申し込むと安くなる「グル割(グループ割引)」も多くの教習所で実施されています。
そのほか、卒業時に現金がもらえる「キャッシュバック」など、ユニークなキャンペーンを行っている場合もあります。これらのキャンペーンは併用できることも多いので、予約前には必ず公式サイトやパンフレットをチェックし、自分が使える割引がないか確認しましょう。
関連ページ:お得な割引プランについて
ここまで合宿免許の費用について詳しく解説してきましたが、最後にお金やプランに関して多くの方が抱く疑問について、Q&A形式でお答えしていきます。気になる項目があればぜひチェックしてみてくださいね。
結論から言うと、料金が安いからといって教習の質が下がることはありません。
合宿免許の値段の安さは、あくまで運営の効率化によって実現されています。そして、日本にある「指定自動車教習所(公認校)」は、どこであっても公安委員会が定めた基準をクリアしており、全国で統一されたカリキュラムに沿って教習が行われます。そのため、指導員のレベルや教習内容が、合宿と通学で変わることはないのです。
設備に関しても、地方の広大な土地を活かした最新のコースや、リニューアルされた快適な宿泊施設を用意している教習所はたくさんあります。
ただし、施設の新しさや雰囲気などは教習所によって個性があるのも事実です。料金だけでなく、公式サイトの写真や口コミなども参考に、自分が納得できる環境の教習所を選びましょう。
はい、多くの教習所や予約サイトでローンや分割払いが利用できます。
合宿免許の費用は20万円以上になることが多く、一括での支払いが難しい場合もあるため、参加者のご状況にあわせた支払い方法が用意されています。
主な方法としては、信販会社などと契約する「運転免許ローン」と、ご自身の「クレジットカードでの分割払い」の2種類があります。「運転免許ローン」は学生や未成年の方でも、親権者の同意があれば申し込める場合が多く、比較的金利が低いのが特徴です。
ただし、どちらの方法も手数料や金利がかかるため、一括で支払うよりも総額は高くなる点には注意が必要です。また、ローンの手続きには審査などで時間がかかるため、入校日より余裕をもって早めに相談・申し込みをしましょう。
関連ページ:分割払い・運転免許ローンについて
教習の延長や検定に不合格になった際の、追加料金が免除されるオプションプランのことです。『合宿免許コープ』でも、「安心保証プラン」としてご提供しています。
具体的には、技能教習が規定の時限数を超えても卒業まで追加料金なし、技能検定に何度か失敗しても追加の検定料なし、教習が延びた場合の宿泊費も規定泊数まで保証されるといった内容が一般的で、運転にあまり自信がない方や、万が一の追加出費を気にせず安心して教習に集中したい方におすすめのプランです。
ただし、自己都合でのキャンセルや、仮免許の「学科」試験の再受験料などは保証の対象外となることがほとんどなので、保証の詳しい内容は事前にしっかり確認しておきましょう。
自己都合で教習を途中帰宅する場合、教習料金が返金されることは基本的にありません。
一般的には、支払った総額から、入学金やそれまでに受けた教習の料金、解約手数料などを差し引いた、未受講分の料金が返金の対象となります。そのため、実際に戻ってくる金額は、支払った額よりもかなり少なくなる可能性があります。
返金のルールは教習所によって細かく異なります。もし途中でやめる可能性が少しでもあるなら、申し込み前に必ず規約を確認し、返金ポリシーについて問い合わせておくことが重要です。
2025年(令和7年)4月1日から、MT免許の教習方法が大きく変わりました。
これまでの教習では、MT免許を取りたい人は最初からMT車で練習を始めましたが、新しい制度ではまず全員がAT車で基本的な運転操作を学び、その後、MT免許を希望する方のみが、追加でMT車のクラッチ操作などを校内コースで短時間練習する、という流れに変わります。
この変更に伴い、卒業検定も新しくなります。新しい制度では、卒業検定をAT車とMT車の両方で行い、もしMT車の検定だけ不合格だった場合は、AT限定免許として先に卒業するか、後日MT車の検定だけ再挑戦するかを選べるようになります。
今回の改正は、市販されている車のほとんどがAT車であるという現状に合わせ、より効率的に免許取得ができるようにするための変更です。
この新しい制度に関するより詳しい情報は、警視庁の公式サイトで確認できます。
今回は「合宿免許の値段」をテーマに、通学との相場比較やその内訳、そして費用を賢く抑える方法まで、詳しく解説しました。
合宿免許が安く・お得に提供されているのは、短期集中による効率化や地方の立地といった明確な理由があるためです。そして、AT限定免許を選んだり、閑散期や相部屋プランを狙ったり、お得なキャンペーンを活用したりといった工夫次第で、さらに費用を抑えることが可能です。
「自分にぴったりのプランはどれだろう?」「この時期はいくらくらい?」など、具体的なプラン探しで迷ったら、ぜひ私たちにご相談ください。
『合宿免許コープ』では、全国の提携教習所の中から、あなたのご希望や予算に合わせた最適なプランをご提案します。どんな小さな疑問にも専門スタッフが丁寧にお答えしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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