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COLUMN

車校?様々な教習所の呼び方。教習所・車校・車学・自校、聞いたことはある?

「車校」という言葉を聞いたことがない人もいるかもしれません。

 

車校とは、自動車教習所の別の呼び方です。

 

このように、自動車教習所の呼び方は、地域によって違いがあります。

 

今回の記事では、そもそも自動車教習所とは、どのような施設なのか、そしてその呼称の違いについて解説していきます。

 

正式名称は「自動車教習所」どのような施設?

 

運転免許を取得するために、たくさんに人が利用する「教習所」。

 

教習所の道路交通法上の正式名称は「自動車教習所」となっています。

 

自動車教習所は、運転に関する技能、知識を教え、免許証取得をサポートしてくれる施設。

多くの自動車教習所では、おおよそ60時間程度の教習カリキュラムが組まれており、それらを教習生に対し、数週間から数か月の期間で習得させ、免許証取得を目指すのです。

 

全国に点在する自動車教習所の中には、寮やホテル、旅館といった宿泊施設に泊まりこみながら教習を行う、「合宿免許」と呼ばれる合宿型の教習カリキュラムを行っているところもあります。

 

「自動車教習所」の様々な地域別の呼び方

 

自動車教習所の呼び方には、地域によって違いがあります。

 

ここからは、地域ごとに、どの呼び方が一般的なのか、全国的に見て、一番メジャーな呼び方はどのようなものなのか、詳しく解説していきます。

 

一番多い呼び方は「教習所」東京、大阪をはじめ東北・中国地方・四国での呼び方

 

一般的には自動車教習所は「自動車学校」「教習所」「車校」と呼びれる場合が多いです。

 

その中でも、東北から関東地方、中国地方や四国にかけては「教習所」という呼称がトップに君臨しています。

 

首都東京でも「教習所」がダントツにトップです。2位が「車校」3位に「自動車学校」という順番になっています。

 

教習所の次に多い「車校(しゃこう)」愛知県を中心に東海地方での呼び方

 

自家用車保有率が全国的に見てトップである愛知県では、自動車教習所のことを「車校」と呼ぶ人が約90%を占めています。

 

この結果が影響してか、「車校とは、東海地方で生まれた方言なのでは?」という意見もあるようです。

九州地方や北陸地方でも「車校」が広く浸透しています。

 

これらの地域では、「〇〇自動車教習所」ではなく「〇〇自動車学校」というネーミングの教習所が多いことから、「車校」という呼称が広まった可能性が高いです。

 

その他「自校(じこう)」「車学(しゃがく)」「自車学(じしゃが)」「自車校(じしゃこう)」「自学(じがく)」etc.

 

ここからは、県によって違う、自動車教習所の様々な呼び方を紹介していきます。

 

・北海道では「自学」

 

北海道では、自動車教習所の事を「自学」と呼ぶのがスタンダードになっています。

「〇〇自動車学校」や「〇〇自動車学園」というネーミングの自動車教習所が多い事から、「自学」という呼称が広まったと考えられているようです。

 

・秋田県では「自車学(じしゃが)」青森県では「自車校」

 

秋田県では、「自車学(じしゃが)」という呼び方がトップ。

東北地方以外ではあまり確認されていないオリジナリティ要素が強い呼称です。

 

青森県の「自車校」は岩手県でも人気のある呼び方です。

 

両方とも、東北地方以外ではあまり使われていません。

 

・新潟では「車学」

 

新潟以外ではあまり使われていない、比較的貴重な呼称。

 

上述の「自学」「自車学(じしゃが)」「自車校」を含めた呼び方に共通しているのは、北日本に存在する自動車教習所のスタンダードなネーミングである「〇〇自動車学校」を略したものと考えられる点です。

 

・岡山では「教習」、富山県と静岡県では「自校」

 

岡山県ではなぜか「教習所」の「所」が省かれて、「教習」という呼び方がトップに。岡山県以外ではほぼ存在しない呼称です。

 

富山県と静岡県では「自校」という呼び方が多く、山口県でも比較的多い呼称となっています。

 

沖縄では「自練(じれん)」なぜ「練」が入っているの?

 

自動車教習所は、沖縄県において「自練」と呼ばれる場合が多いです。

 

正式名称である、自動車教習所には、「練」という文字は含まれていません。それにも関わらず、なぜ「自連」になるかと言うと、本土に復帰する前の沖縄県では、自動車教習所のことを「自動車練習所」と呼んでいたからです。

 

当時の沖縄県では、免許取得のための試験を教習所で受けることはできませんでした。卒業検定や学科試験などは、教習所の外部にある「免許課」で受験しなくてはならなかったのです。

 

そのため、沖縄県における自動車教習所は、あくまでも免許を取得するための「練習」の場という位置づけとされていました。その当時の名残が「自練」という呼称に表れています。

 

言葉とは奥深いもの。人がその土地の歴史を作り、歴史が言葉を作ります。

合宿免許で出会った、様々な地方の人の話を聞くことで、新たな発見や気付きが生まれるかもしれません。

 

実際の教習所の名称は?

 

実際に営業している教習所の呼称は「教習所」「自動車学校」「ドライビングスクール」「モータースクール」がなど多いです。

 

これらはすべて、呼称が異なるだけで、法律などの基準によって区別されているわけではありません。

 

どの名称を用いるかは、自動車教習所を運営する経営者の選択によるところとなります。

 

すなわち、自動車教習所のネーミングによって、教える技術のレベルや、運転免許試験場における学科試験の合格率などが、変わるわけではないということです。

 

実は、自動車教習所を選ぶ際に重要なポイントは、そのネーミングではありません。

 

入学した教習所が『公認校』か『非公認校』なのかによって、免許を取得する上でのプロセスが異なってくるのです。

 

次の段落で、詳しく解説していきます。

 

そもそも「自動車教習所」とはどのような施設?種類があるの?

 

ここからは「公認校」と「非公認校」の違いと、選択する際のポイントを詳しく解説していきます。

 

公認校(.指定自動車教習所)とは?

 

全国に点在する自動車教習所のほとんどは、公認校です。公認校は別名「指定自動車教習所」とも呼ばれています。

 

それでは、指定自動車教習所とは、どのような教習所なのでしょうか。

 

指定自動車教習所とは、公安委員会によって定められている、三つの基準を満たしている自動車教習所の事を指します。

 

その3つの基準とは、人的基準、物的基準、運営基準に分類されます。

 

人的基準とは、公安委員会の審査に合格し、資格を保有している教官が所属していること。

 

物的基準とは、定められた内容の技能教習を行うためのコースやその面積、設備が整っていること。加えて、学科教習を行うための教室、機材が用意されていること。

 

運営基準とは、道路交通法の基準に則った教習の内容、時限数で教習が行われていること。

 

これら3つの基準を満たした場合に、指定自動車教習所であることが認可されるのです。

 

指定自動車教習所においては、学科教習、技能教習共に、その内容や時限数が定められています。

 

技能教習に関しては、一日に受けることのできる最大の時限数も定められており、第一段階では2時限、第二段階では3時限となっているのも特徴です。

また、その教習所内での仮免許運転試験、修了検定、卒業検定の実施が許可されています。

 

そして、指定自動車教習所の最大の特徴は、教習を受講し、各種試験に最終的に合格し、卒業すると「卒業証明書」が授与される点です。卒業証明書を運転免許試験場に提出することで、技能試験を免除してもらうことができます。

 

とはいえ、卒業証明書の効力には期限があり、指定自動車教習所での検定や教習にも、受けることのできる期限が設けられているため、注意が必要です。

 

このように、メリットがたくさんある指定自動車教習所ですが、公安委員会の審査に合格し、公認されるためには、様々な設備、人員などに費用が必要となるため、非公認校と比較した場合、教習を受けるための料金は高めになります。

 

加えて、各指定自動車教習所を卒業した人の事故率は、公開される決まりになっており、卒業生が事故を起こしやすい教習所は、公認が取り消されてしまう可能性があるのです。

そのため、指定自動車教習所では、教習生に対し、責任を持った教習カリキュラムが徹底されています。

 

非公認校(届出自動車教習所、指定外自動車教習所)とは?

 

非公認校とは、届出自動車教習所と、指定外自動車教習所の2つに分類されます。

 

以下、詳しく解説していきます。

 

・届出自動車教習所

 

届出自動車教習所とは「公安委員会へ届出はしているが、公認は受けていない教習所」です。

公安委員会とまったく無関係というわけではなく、届出自動車教習所は、公安委員会から教習に対する指導や助言を受けることができます。しかし、公安委員会が定める教習過程に従う必要はないため、その教習所独自の指導ができることになっているのです。

 

自分のペースで運転技術や交通ルールを学び、自信が付いたタイミングで各種試験を受けることができます。自由度が高いという点は、届出自動車教習所を利用する大きなメリットでしょう。

 

しかし、届出自動車教習所では、免許取得に必要である試験を、その教習所内で実施することは認められていません。

そのため、自ら運転免許試験場を訪れ、受験料を支払い、仮免許技能試験、仮免許学科試験、本免許技能試験を受けなければなりません。それに加えて、最終の学科試験、適性検査も受けることになるため、最低でも4回は運転免許試験場に行かなくてはならないのです。

 

運転免許試験場での技能試験の難易度は、非常に高く設定されています。また、非公認校の場合、教官が資格を保有している必要がないため、指導のレベルにばらつきがあるようです。初心者の場合、一発で試験に合格するのは難しいかもしれません。

 

さらに、すべての試験に合格した後、免許を取得するためには、講習を行ってくれる教習所に事前予約をし「取得時講習」を受講しなくてはなりません。

この講習に関しては、届出教習所の在学中において「特定講習」を受講した人の場合は免除となります。

特定講習を実施していない届出自動車教習所もあるので、事前に確認が必要です。

 

また、届出自動車教習所の中には、試験を受ける際の費用込みの料金プランを用意しているところもあるので、その詳細については、教習所に問い合わせて確認する必要があります。

 

・指定外自動車教習所

 

指定外自動車教習所は、公安委員会に届け出をしておらず、公安委員会からの指導や助言を受けることはありません。

 

教習コースを所有していないところもあり、その場合は外部からコースを借りた上で教習を行っているようです。

 

また、指定外自動車教習所は、学科教習を行わないところが多数を占めるため、運転の練習のみを目的に通学する人が多い傾向があります。

 

指定自動車教習所よりも費用が安いため、運転技術の有無によっては、短期間かつ、お得に免許を取得することができるかもしれません。

初心者よりも、免許証を失効してしまった人や、ペーパードライバーが久々に車を運転することになった際の練習の場として重宝される傾向があるようです。

 

なお、指定外自動車教習所において教習を受け、運転免許取得を目指す場合、届出自動車教習所と同じく、各種試験等は免除されません。注意が必要です。

 

基本的には公認校に通うことが一般的

 

運転技術にかなりの自信があるならば、非公認校に入学しても良いかもしれません。しかし、実際のところ、95%以上の免許取得者が、公認校=指定自動車教習所を利用しています。

 

公認校に在籍する教官は、資格を保有しており、指導力のレベルが高く、教習プログラムが初心者にもわかりやすく組まれている上に、教習所内で様々な試験を受けることができるというメリットがあるからです。

 

初心者の人は、指定自動車教習所を利用した方が、確実に免許を取得できるでしょう。

 

地域ごとの特色を楽しもう。

 

自動車教習所の呼び方は、各地方の文化の違いによって変化しています。どれが正解というものではないので、呼び方にこだわり過ぎず、異なる呼び方をしている人と出会った際は、その違いを楽しむようにしましょう。

 

しかし、地域によって異なる教習所の呼び方とは違った観点で、教習所における「公認校」「非公認校」の違いは、免許取得へのプロセスに変化をもたらします。

 

その違いをしっかり理解した上で、自分に合ったタイプの教習所を選択しましょう。

 

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COOP合宿免許編集部

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